大豊町の福寿草

福寿草

高知県長岡郡大豊町のとっととっと山の上、標高580〜630メートルのところに可憐な福寿草が咲く里があります。福寿草が咲く季節(2月中旬〜3月中旬)に、地元の方が福寿草祭りを運営されています。

行き方

高知自動車道の大豊インターを降り、国道32号に入り高松方面に向かいます。そして、JR豊永駅の少し手前から国道439号に入り、大滝という集落から国道439号を離れ、九十九折の道を上がっていきます。ここからは、車が行き違いできない道幅となります。もちろん、高知県内の山間部に慣れた人なら驚く様な道ではありません。ところどころに行き違いできる様に道幅がとられていますので、前方から車が来ている気配を感じたらそこに寄せて待っていれば良いです。「まだ?」や「本当にこの道で良いの?」と思う位遠いですが、「がんばれ4200メートル」や「後3000メートルがんばれ!」といった看板が道脇に立てられていますので、これを目安にすれば良いです。

標高600メートル位のところに駐車等があります。ここに車を停め、入山チケット(大人:300円)を購入し、福寿草が斜面やあぜ道に咲いた山の小道を歩いて上がって行きます。

途中の道は細く行き違いはできない 福寿草の里の看板 福寿草祭り入山チケット販売所

天空の里

山の上は日当たり良く、とても気持ちの良い空間。谷向こうに見える集落の棚田も美しく、「天空の里」と思わず言ってしまいました。

福寿草の花びらは黄色くツヤツヤと輝き、まるでサテン布の様な風合いです。香りはさほどあるように思いませんでしたが、斜面一面に咲く福寿草はそれはそれは可憐です。棚田には、藁ぐろがあり、懐かしい風景に出会えます。丁度、紅梅も満開で、黄色い福寿草と桃色の紅梅が青空に映えてました。

谷向こうの集落 福寿草と青空 福寿草のアップ

下の駐車場から約50メートル標高が高くなったところに集落の方が運営している直売所があります。うどんや囲炉裏で作った田楽等も販売されています。張り紙を見ると「シシ肉あります」と書いてありますので、シシ肉が欲しい人は、聞いてみると良いと思います。(2010/03/07)

藁ぐろ 福寿草と紅梅と青空 直売所

メモ

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