手漉き体験
- 1.原液をかき混ぜます
- 「ネリ」(接着剤の一種だと思う)が加えられた原液に手を入れ、良くかき混ぜます。
- 2.漉板を2枚重ね水を掬います
- 漉板には、各々名前がありましたが忘れてしまいました。水を掬う時は、向こう側から手前に ゴッソリと水を掬います。原料が溶けこんでいる水は結構重く、ウッ・・・と思ってしまいました。
- 3.紙の繊維が良く絡み付く様に、細かく左右に何度も何度も揺すります
- この時、十分に揺らし 繊維を絡み合わせないと丈夫な紙になりません。でも、重くて、なかなか上手に揺らす事が出来ません。私は失敗して、もう一度1からやりなおしました。
- 4.水を十分きります
- 3の工程によってある程度、水はきれています。しかし、水が少なくなってきてから、あまり揺すると紙の表面がデコボコになるので、以降は、そのまま水を落とし、最後に、このように斜めにして水をきります。
- 5.脱水をします
- 繊維がからみついている和紙は逆さにしても漉板から落ちません。二度漉いた 紙を重ね、上から体重をかけ脱水します。
- 6.圧搾機にかけます
- 5で脱水した紙から、さらに脱水する為、圧搾機にかけ、圧をかけ、水分を十分にきります。
- 7.乾燥させます
- 80度位に熱された金属の板(アルミ?)の表面を濡れたタオルでふき、きれいにします。紙を一枚づつ張り、その上に別の薄い紙を置き馬のたてがみで作った刷毛でしわが出来ないように、張付けていきます。
- 8.完成
- 乾いたら出来上がりです。